「〜もらう」と「〜くれる」

日本語

 

 

今日、免許の更新をしてきました。

これに関連して、日本語を間違って使ったところをメモしておきます。

 

会話

明日免許更新

免許はゴールドかしら?😉

😒ペーパーだけど😏

保険が安くなるからいいじゃない

うん、ちょうどいい、必要な時にまた実際に運転しよう🤨

そうね。
でもたまには車借りて練習した方がいいんじゃない?もう何年乗ってないの?

うん、そうするね、もう、10年乗ってないからさ、寛子に安心して乗ってくれるように練習しなきゃ

❌安心して乗ってくれるように
⭕️安心して乗ってもらえるように

 

 

 

 

 

「くれる」と「もらう」の違い

上記の会話のように、今まで、「くれる」も「もらう」も、相手が行うことで、その違いをはっきり区別してませんでした。

確かに、両方とも、人から何かしらの行為を受けて、それに対して感謝の気持ちを持っている時に使います。

しかし、はっきりとした違いもあります。

簡単ですが、自分が分かりやすいように次のようにまとめます。

1、語順の違い

(話し手or受ける人)は(行為をする人)に、〜もらう。

私は、寛子に駅まで連れてってもらう。

(行為をする人)は(話し手or受ける人)を/に、〜くれる。

寛子は、いつも私を駅まで連れてってくれる。

 

上記のように、

主語が動作をする人の場合:くれる

主語が動作される人の場合:もらう

 

2、自分がお願いしたのかどうか

お願いして、何か相手がした時は → もらう

お願いしていないにも関わらず、何か相手がした時は → くれる

 

応用してみよう

最初の会話のように、「僕は練習する」の間に「寛子が乗る」が入ります。

乗る行為は寛子です。

となると、上記の語順の違いの説明に当てはまると、

「僕は、寛子に、乗ってってもらう」・・・①

「寛子は、僕を、乗ってってくれる」・・・②

明らかに①が正しいです。

また、「僕」は主語で、「乗る」がされる動作(するのが寛子だから)、この場合も上記の説明では、主語が動作される人の場合なので、「もらう」を利用します。

 

一方、自分がお願いしたのかどうかの観点からも、「僕」は「寛子」に「乗って」とお願いして、その結果「寛子が乗った」ので、やはり「もらう」を利用します。

 

ですので、会話で訂正されたのように、「僕は寛子に安心して乗ってもらえるように練習しなきゃ」が正しい使い方になります。

 

日本語

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました