内容（「MARC」データベースより）
第１章 いい男には、潔さがある
１ 逆境を輝きに変える男の器
度量という器があります。他人の言動を受け入れる心の広さです。受け入れたフリでもいいのです。目くじらを立てないことです。
他人に当たったり、部下に当たらないことです。
老子に「大器晩成」という言葉があるように、今はダメな奴でも、後になって実力を付けてやってきて、やがて自分さえも追い抜いていく大人物となる場合もあります。
最初から人を値踏みしてはならないのです。人を値踏みする人は逆に自分も値踏みをされてしまうのです。
いい男は、傷つき、その試練を乗り越えてきたからこそ、人に対して柔軟になれて、人気が更に上昇するのです。
たとえ深く傷ついても、思い迷った夜が続いても、何度も立ち直れるのです。
自然をいっぱい吸い込んで、櫂を失った船乗りのような人生を、波に流されながらも日々を懸命に消化することで、人は自分の強さも弱さも好きになれるのです。
できる男は、ダメな男だって気付かれないように、自分でこっそり心のメンテナンスをすることが上手いだけなのです。
２ 一緒にいて気持ちいい人
人が生活していくためには、社会的、心理的圧力がかかってきます。不安に対する心の安全保障ができるのがいい男の典型なのです。
一緒にいて、自分に安心感を与えてくれて、固くなった体をリラックスさせてくれる男こそ、一緒にいて理想的なのです。
自分ばかりではなく、相手の心まで癒せる男。そんな気持ちよさを与えてくれる男性が人気者になります。
３ いい男に出逢える、いい女の条件
不幸好きになってはダメ、うんと遊んで、恋をして、自分を本当に大切にしてくれる相手にたどり着くまで、転んだって、つまずいたっていいじゃない、と思います。
いい男探しをしたいのなら、いい女になることが一番だと思います。
それは決して育ちがいいとか、学歴があるとかではなく、品のよさが決めてになるのです。
４ 体と心を上手に休める
５ ”計算”ずくの関係、”夢”のある関係
今の時代、いい男はすでにその先の夢を見ているのだと思います。
独りぼっちとも言える男は、誰でも孤独と焦燥感を持っています。
幸運の女神が微笑むいい男の条件は、ダイアモンドでも金貨でもなく、生きる強さを持っていることなのです。
ふたご屋でも、何人かの女性が売れっ子のクリエイティブな仕事の男性と結ばれたり、財界人に嫁いで行きました。
打算抜きで、彼女たちはいい男に尽くしたのだと思います。
打算ずくの恋愛ではなかったからこそ、新鮮な気持ちでお相手に飛び込んで行けたのだと思います。
男性も女性も、潔い人が結果として電撃的ないい関係を築き上げるのだと思います。
この人と結婚したら、一生お手伝いさんをつけてもらって優雅に暮らせるとか、色々考えはあると思います。
しかし、人生はいい時ばかりではありません。悪い時期でも、共に寄り添ってくれる人を選ぶべきなのです。
６ 「さりげなく生きている」ように見せる人
いい男は、笑顔が素敵です。
いつも笑っていられる男の余裕は、持って生まれたものではなく、自分で掴んだものなのです。
７ ある日、突然、仕事につまずく男の共通点
今、自分はどのあたりにいるか、周りを見てみないとわからないものです。人は誰でも、自分を過大に評価してしまう傾向にあります。できる男なら、尚更です。
周りを見回す力、それで自分をわかってもらえるのだと相手に気づかせられたら、その人はもっと大きい力を出して頑張ることができるのです。
遊びも仕事も一生懸命な人は、頭の中に引き出しがいくつもできています。
８ 覚悟と決めた男の笑顔は違う
（日本の頂点に立った人の実話から）どんな立場にいても初心を忘れない、いい男の純粋な気持ちに心を打たれました。
いい男の笑顔の向こう側には、擦り切れても構わないという潔さがあるのです。それは、もう戻れないところにいるという自覚から生まれた、覚悟を決めた笑顔なのです。
第２章 いい男は、孤独を楽しめる
９ 仕事ができる男の口癖
つまらないことは、一ミクロンもしたくない
１０失敗が愚痴で終わる人、経験に変わる人
１１厳しい局面でこそ、いい男は輝く
１２成功をつかむ男の働き方
私は、そんな寿町で働く気力を失った人たちから、逆に働くことの大切さを教えてもらったような気がします。
働くということは、働かせていただく場所があるという、とてもありがたいことなのです。
１３最後に選ばれない女性の共通点
自分を大切に思うから、あえてデートより仕事を取るという男心をわかってあげてください。
ドダキャンを責めても、最後の逃げ道を作ってあげてください。
見え見えの嘘でも、黙って嘘をつかれてあげるくらいの度量が、いい女には必要です。
ここでは要約しか書いてませんが、本には各章で様々な実際の話が出てきます。
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