『緊急時の備えのために、やるべきことは?』で経験者が抜けることによって、成果物の完成度が落ちることがあることを経験しました。しばらく、同じことが発生する予感がまたします。
発端
ある機能のサブ担当から、単体試験手順書(CT)の作成で、いろいろ問題を見つかりました。
提出してもらった成果物の完成度が低かったのです。
以下は会話内容です。
僕の名前表記は「hua」で、相手の名前表記は「yang」です。
※相手の本人の名前は張さんで、別のメンバーのアカウント名を使っています。
中国語わかる方なら、僕はストレートに相手を指摘して、指示しているのをわかります。
結局本日作成していただいたものがNGとして、明日の午前中に、訂正するように指示しました。
また、他の二人の経験者にも、張さんをフォローして、チェックを終えたものだけを僕に提出するように指示しました。
経緯
張さんの作業は今までは王さんが担当してきました。
『緊急時の備えのために、やるべきことは?』に書いたように、前回はメインの王さんの休みで、サブの張さんが解析作業の成果物の完成度が悪く、僕は再解析することになりました。
上記の記事のように、実は王さんがサブからメインになるまで、同じことが起きていました。
その後、解析作業の標準化を進めました。
すぐにその後王さんがメイン担当としてうまくやってきましたが、今度、転職を決めたと別のメンバーから教えてくれました。他の会社はもっといい給料が出すようです。
二人目のメイン担当が離れることになります。
そして今の張さんを早めに成長させる必要がありますから、あえて厳しく指摘しました。
チームに対する想い
リーダーとして、2年半以上やってきました。
今までの経験から、下のメンバーを最初のうちから降伏、納得させる必要があると思っています。
チームで一緒に仕事するには、必ず上下関係、力関係が存在します。
パワハラは許せないものですが、一方、リーダーは主導権をしっかり握る必要があります。
時には権威的な存在になる必要があります。
特に最初に新しいメンバーと接するとき、相手は笑ったり接してきます。
そして自分も気楽なに会話します。
しかし、仕事で必ずお客様に対して納品をする必要がありますから、メンバーが低質な成果物を提出された場合、その場で厳しく指摘します。
ここで多少お互いの主張があったりしますが、できるだけ正しいものを押し通します。
指示と同時に、もし自分が間違った場合、素直にその場で誤りを認めます。そして妥協なく、リーダに従って成果物を作成するように権威を見せつけます。
この時に一番大事なのは論理的かつ情を入れて相手を納得させることです。
※入社最初の頃、失敗したプロジェクトを経験しました。最大の要因はその時のリーダが技術的の知識がない上に、論理的に考えることが欠如していました。そして最悪に、信頼関係のないまま、メンバーに指示を押し付けて結果を待っていただけでした。
リーダはメンバーより面倒見がよく、努力する必要があります。
ある意味、背中を見せます。
メンバーより早めに出勤し、遅く終わります。
そしてメンバーの問題をチーム全員のために指摘してあげます。
お互いの仕事はお客様から良い評価を得るためのものだと理解してもらいます。
それを理解してもらえれば、厳しく指摘しても、協力してもらえます。
実際、新しいメンバー以外、古いメンバーほど、僕のことをすごく尊敬して協力してくれてます。
皆んなに今までに一番のBSEだと褒めてくれました。。
僕は他のチームより、いつもスピードをメンバーに求めてます。他のチームは翌日に解析結果を出すのに、自分のチームは遅くなければ、3時間内に結果を出せるように指導してきました。
実際も皆んな2時間内に結果出してくれたりします。追加確認依頼もすぐに確認してくれます。
僕が確認する際に、提出してもらったメンバーは必ずOKと言われるまでオンラインで待ってくれます。僕の質問に対して、すぐに確認して回答してくれるようにスタンバイしてくれます。
彼らの成果物に、僕はきちんとチェックして、訂正して、そしてより良いものに整理してからお客様に出すことを彼らは知っているからです。
それで、最初の1ヶ月も過ぎれば、すごく良い信頼関係が築くことできます。
今後
いい給料をくれる所に転職するのが仕方ないことです。
僕も一緒ですから。
後は、再度新人を指導して、再び力になれるように最初のうちにフォローしてあげる必要があります。
今後、自分がこのポジションを抜ける場合、新しいリーダが来ても、顧客の評価が一度下がってしまう可能性があります。
今のうちに、少しずつ業務ノウハウを整理して、バットンタッチできるようにした方がいいですね。
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