チームマネジメントメモ3:品質担保

 

前回の記事で、続々入ってくれる新人も、前に出て、成長するように機能担当にアサインしようとしました。

チームマネジメントメモ2:新人教育
新人でも一人前になるように、最初から徐々に担当してもらいたい、責任感を引っ張り出したい

 

そのほかに、現場のリーダーが変わることによって、今までの品質をどのように担保するかを顧客に説明する必要があります。

そこは僕が現場の責任者として説明する必要があります。

ちょっと面倒くさいのですが、こちらのプランを提示することによって、安心してもらいたいです。

 

1、既存機能の学習

品質担保の前に、既存の機能を学習する必要があります。

品質担保までは程遠いのですが、入社2ヶ月未満の新人は5人以上もいて、ここからのスタートしかできません。

全員に二つ以上の機能を担当してもらって、それを1ヶ月で勉強して、調査して、理解する必要があります。

僕の方で全員の概ねのスケジュールを設定し、その細かいスケジュールを彼らに設定してもらうことにしました。

同時に、皆ちゃんと理解したかどうか、僕自身もその機能を理解する必要があるので、毎週水曜と金曜に1時間半の勉強会を設定しました。

各担当に説明してもらって、皆んなで機能とその実現を理解していきたいです。

 

そして離脱の元リーダーの担当分をこれから担当になるメンバーに、内容を先に理解するように依頼しました。

元リーダーがいるうちに、何か不明点があれば、すぐにクリアできるようにしたいです。

 

2、二人体制で人員移動や不在で対応

これは前回の記事で話した内容で、これからは各機能にメインとサブ担当をアサインします。

顧客対応ではメイン担当を行いますが、顧客から得られた情報や依頼など、サブ担当を含めて各チーム内で共有します。

メイン担当が不在などの場合、サブ担当が今までの状況を把握できるようにお願いしたいです。

僕としては定期的に各サブ担当にも状況をヒアリングして、ちゃんと状況把握しているかの確認を心がけます。

 

3、レビュー体制の強化

僕はネイティブじゃないので、いくら日本語が話せると言っても、日本人以下です。

ですので、ここで年上の日本人にレビューに参加してもらいます。

今までは技術観点のレビューはOffshoreのシニアメンバーで行い、チケットの内容の翻訳を翻訳担当が行い、最終的にNearshoreの機能リーダーがチェックして顧客レビューに出しますが、今後は翻訳担当が翻訳した後、あるいは機能リーダーが翻訳した後、日本人の機能リーダーによる日本語チェックを加えます。

最後に僕は妥当性、汎用性、メンテナンス難易度などで最終確認します。

また、これから、チェックリストを作りたいです。

 

4、顧客指摘の共有と改善

今まで、顧客レビューで様々な指摘をいただきました。

一件の修正PullRequestに何個の指摘がされたかは品質評価の一つ大事な指標です。

今までは現場が忙しいのもあって、指摘の解析と共有はできていませんが、今後僕はこれらを整理して、週一回ペースでその週の問題点と改善ポイントをシェアできるように進みたいです。

 

5、ノウハウの整理

これはこのプロジェクトで一番改善したい所です。

知識の属人化問題を解消したいです。

僕の所で吸収した知識を随時OneNoteに更新するほか、忙しければ、知りたい所の知識を担当にアサインして調査してもらい、ミーティングで説明してもらうようにしていきたいです。

各ノウハウ、プロセスをわかりやすく整理することによって、効率化と均一的な品質保証に繋がります。

目標は半年後に仮に僕は現場から離れても、既存ノウハウで残りのメンバーでもスムーズに対応してもらえることです。

僕はいなくても現場がちゃんと回るようにしていきたいです。

 

最初の2ヶ月は大変かもしれませんが、徐々に皆んなと模索して、クリアしていけるように頑張ります。

 

仕事

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました